私の子供時代、寝る前の読み聞かせと言えば
アンデルセン、イソップなど定番の名作がほとんどで
しかもす絵が中心ではない ぶあつい本を読んでもらっていたので
時々見るペン画の挿絵でイメージをつかむ程度で
あとは耳で聞いて頭で想像を膨らませて楽しんで聞いていた気がします。
このしあわせの王子は
私の中で思い描いていた絵がそのままふんわりした
いもとようこさんの絵で描かれていたので
とても気に入りました。
普段 新しくて楽しい面白い絵本が多いのですが
これを読んでいる時の子どもの様子は
いつになく真剣な顔でじっとききいっており、
読み終わると胸にじんときたようで
珍しく少し涙ぐんだ様子でだまっていました。
やはり名作はいい栄養です。
もっともっと子どもに聞かせてやりたいと思いました。