画面いっぱいに描かれた長い列車に驚きます。
列車の中を外と同時に表現しているのも新鮮です。
頁をめくる毎に、いろいろな場面が繰り広げられて、
様々な人の姿が目に飛び込みます。
その様子が、和やかで、時にはユーモラスな感じで
とても愉快に見ることができますね。
存在感たっぷりで、生きた世界のように迫ってくるのが、
不思議です。
現代人の旅行というと、飛行機・船・車といったところでしょうか・・・。
少しだけ昔に戻って、
「夜行列車」の旅をしてみたくなるような・・。
ノスタルジー溢れる文字のない絵本です。