先日、わたなべあやさんの『おとうふちゃん』という絵本を読んで、娘がとても気に入ったので、こちらも読んでみました。
まず娘が喜んだのは、『おとうふちゃん』のお話に出ていた登場人物が出てくること。
「これ、けんしんくんじゃない?」とか「レストランにいたネコさんだ」とか「郵便屋さんが一緒!」とか、本当に同じ登場人物なのかは??ですが、すごく似てるので嬉しかったみたいです。
お話は、おばあさんが丹精込めて作ったうめぼしくんを、郵便屋さんが荷物と間違えて持って行ってしまうところから始まります。
うめぼしくんは初めて見る町にワクワク。
ケーキ屋さんに入ったり、八百屋さんに入ったり・・・。
そこでハプニングが・・・。
うちは祖母も梅干しを作っているし、娘も梅干し大好きなので「○○んちと一緒だねー」と、お話に入り込みやすかったみたいです。
そういえば梅干しが主人公のお話って珍しいですよね。
うめぼしくんたちも色んな動物たちに食べられて大変でしたが、初めて梅干しを食べた時の衝撃って多分こんな風なんだろうなぁ。
このすっぱさって他にないですもんね。
個人的には食べられてしまったうめぼしくんの種たちの行方が気になります。その辺も描かれているともっと嬉しかったな。
娘は気に入って、一人でも絵本をめくって眺めています。