「人のものを勝手にもってきちゃったら、どろぼうだよ。」
子供には、そういうふうに注意している親にとって、
「どろぼう脱走大作戦」
そんな絵本ってどうなんだろう?
どろぼうするだけでも悪いのに、そのどろぼうが脱走するお話です。
でも、これ、おもしろい。
このどろぼう達、どうやって脱走したと思いますか?
うそ、そんなんで脱走?無理でしょ?思わず笑ってしまうような方法です。
それこそ、幼稚園児が考えそうな発想ですよ。
それでも、まんまと脱走できてしまう。うっそー、そんなのあり?
そして、脱走した後がこれまたすごい。
結局のところ、場所はかわっても、どろぼうは「おり」の中からは出られなかったのですから。
笑えますよ、この結末は。