とてもかわいらしい、表紙の絵と題名に目を惹かれました。
寝る前に読んであげたり、兄弟が産まれた上の子に読んであげるといいなぁって思える絵本です。誰でもママを独り占めしたくなりますよね。甘えたくなりますよね。でもやっぱり下の子へのお世話が優先されちゃって・・・主人公のはるなちゃんは寝る時間になってもなかなか布団に入りません。ママが「おねえちゃんがさわいでたら おかしいでしょ」って言うと「おねえちゃんじゃないもん。はるなは はるなだもん」って言います。そんなはるなちゃんの気持ちがとてもせつなく伝わってきます。そんな言葉を言ってるはるなちゃんの表情もとても素直な気持ちがで出ていてかわいいです。そして「ねるまえに はるなが いくのは どこでしょう?」ってママにクイズを出します。結局どこだったのでしょう!?読んでいて、見当はつきました。でもはるなちゃんがママの胸に飛び込む姿、飛び込んで抱き合う時の表情、とってもいいです!!なんとも言えない子供らしい顔です。きっとこうやって親子の絆を深めていくんだな〜って感じました。私も子供達にいっぱいやってあげようって思いました。自分の育児の原点を振り返れる機会をくれた絵本です。