つい先日読んだ「おいていかないで」(筒井頼子著 林明子絵)に、この本が登場してるんです。
確かこの本なら、画家だった亡き父の本棚から失敬してきたはず・・・やっぱりありました!
ロシアの民話なんですね。食べ物が逃げ出すお話ってけっこうあるような気がするんだけど(にげだしたホットケ−キとかとんでいったバナナとか・・・)これが本家大元なんでしょうね?
子供の好きそうな絵ではないのに、なんだか惹きつけられる不思議な魅力があります。(淡い色彩が綺麗だし、おだんごぱんや動物の表情がいいです。)
そして、シンプルだけれど、繰り返しのあるお話も、子供は大好きです。せたていじさんの訳がいいんでしょうね?歌も喜びます。歌うおだんごぱんというのもおもしろいけれど、1枚上手のきつねが私は好きです。