角野栄子さんとスズキコージさんのコンビということで読んでみたくなりました。
一歳のアイちゃんがいるのでヒロはいつも我慢してばかり。むしゃくしゃした気持ちでアイちゃんのベッドにトラを描いてしまいます。
おかあさんと話したい、一緒に寝たいという気持ちをくんで、ヒロと優しく関わってくれるおかあさんの姿がいいなあと思いました。
トラが出てくるところではハラハラとしました。
スズキコージさんの絵もいいですが、角野さんのお話もうまいなあと思いました。
最後にはほろっとしました。
上の子の気持ちという絵本のセレクションを作っているので、早速この本も入れました。
「ごきげんなすてご」と共に、上の子の気持ちを描いた本として、覚えておきたい本だと思います。