自分も他のネコ達のように人間に飼われたいと
思って自分をアピールしてついに飼い猫になったトム。
飼い主のランスさんの怪我により、自分の得意な走ることを
活かしてネコのタクシーを始めます。働けなくなってしまった
ランスさんが、働いて自分を食べさせていてくれたことにも、
お金をもらって働くこと、働いて人の役に立つ事などを
タクシーを通じて学びます。
学ぶといっても堅苦しい感じではなく、そこはネコの
タクシーの事なんとも可愛いらしくあっという間に
読み終わってしまうほどの楽しさです。
ランスさんの怪我が治ってもタクシーを続けるトム。
飼い猫と言うよりしっかり自立したトムとランスさんの
関係も素敵だなと思いました。
子供は、トムのために作られたタクシーをとても気に入って
いました。足で走るタクシーがとてもリアルで大笑い
していました。