普通はこのウルトラマンシリーズから、宮西達也さんのファンになる人が多いんじゃないかしら?でも、私は逆でした。
本屋さんの目立つところにこのシリーズが並んでいても、(長男が2〜4才頃ウルトラマン命だったにもかかわらず)ふ〜ん、こんな本があるのかぐらいにしか思わず、素通りしてたのに、ちょっとまぬけな気のいいおおかみたちの話を数冊読んだら、すっかりはまってしまい、図書館に行くと必ず、宮西さんのコーナーを覗くようになりました。
いや〜、おもしろかったです。
できれば、長男がウルトラマンにはまってた頃、読んであげたかったです。
うちのおとうさん(夫)も、そうそうこんな感じ。
かいじゅうとたたかったりはしないけど、毎日毎日がんばって働いてる。もしかしたら、たたかいよりもハードかもしれない。
それでも、どんなに疲れていても、子どもたちとふれあう時間を大切にしている。
とっても楽しいお話なのに、なぜかうるうるしてしまう絵本です。
ウルトラマンが大好きな男の子たち、そして、かつて大好きだったおとうさんたちに、特におすすめします。