お父さんがウルトラマン?!
“ぼくが小さかったころ、人は、目に見えるものにとらわれ始め”・・・。
冒頭の文章を読んで、
「あれ?!もしかして、難しいストーリー?!」と思いましたが、
お父さんになったウルトラマンと子どもの、
ほのぼのとした短編ストーリー集でした!
闘っている時の父さんと、家に帰った後のお父さん。
ギャップがあって、人間ぽくて、なんだか親近感がわきます。
頑張っているお父さん、カッコイイ!
どのお話も8ページずつくらいなので、どんどん読めちゃいます!
最後のページでは、思わず笑ったり、親子の絆にほのぼのしたり・・・。
子どもが眠っている間に、お店で子どもが欲しがっていたバルタン星人のお面を作る
(でも少し悔しいので、ウルトラマンのお面を作る)
ところが、なんだか好き。
嬉しそうにハサミを持っているお父さんの笑顔が、可愛いです。