ウルトラマンが生まれて30年。スーパーヒーローの活躍に胸おどらせた子ども達は、今やお父さんになる年頃なのです。
これは、”ウルトラマン世代”にむけて書かれたお父さんの育児日記です。
お父さんはウルトラマン。
だから、強くて、疲れない、泣かないし、けがを恐れない。
でも、家に帰ると、子供相手に負け役となり、子供の書いてくれた似顔絵に涙し、子供がけがしそうになると、おろおろするのです。
お父さんはウルトラマン。
一生懸命たたかって、悪い怪獣をやっつける。仕事に手抜きはないのです。でも、仕事は3分で仕上げて家に帰る。残業はしない。なぜって、今日は、子供の誕生日だから...
かっこよくて、あこがれの的、でも、ウルトラマンだって、普通の一生懸命で不器用でやさいい「お父さん」なのです。
う〜ん、おもしろい!なかなか泣かせるじゃないの、と思って読んであげたのだけれど...読み終わった後、7歳の娘がひと言。「お母さん?ウルトラマンって何?」
そうです、ウルトラマンがはやったのは、今から30年前。7歳の娘は、ウルトラマンを知らなかった...そして、もちろん、4歳の息子も(^^ゞ