日本免疫学会編集ということで、その渾身の思いが伝わります。
2008年のもので、データが古いかもしれませんが、
基礎知識についてはばっちり理解できると思います。
免疫の仕組みを知ることは、何よりも自分の体を知ること。
その素晴らしい働きと存在感に、感謝の念が沸き起こると思います。
そして、薬や治療も、この体の力あっての作用ということがわかりますね。
ずっと気になっていた、「サイトカイン」という言葉も
イメージがつかめました。
医学知識は、生々しいイメージですが、マイルドなイラストは、
わかりやすく、親しみも感じさせ、しかも正確なのでありがたいです。
なにより、「ふしぎ」に込められた、免疫の仕組みの奥深さを体感してほしいです。
小学校高学年から大人まで、ぜひ。