どこかでお見かけした作家さんと思ったら、『ミリーのすてきなぼうし』の方でした。
外国テイストと思ったら、長く英国滞在されていたそうで、納得。
今作も、なんともご機嫌な題名で惹きつけられます。
主人公の男の子が、初めての買い物を体験するストーリー。
ためていたお小遣いですもの、このワクワク感、たまりません。
ここは市場なのでしょうか。
まさに目移りするラインナップです。
ところが、ハプニングでお小遣いが排水溝に落ちてしまうのが切ないです。
そこで見つけたのが、スマイルショップ。
おそらく、写真スタジオでしょうが、店主の対応が素晴らしいです。
だからこその店名なのでしょうね。
そして、その導きを見事に取り込んだ主人公も素晴らしいです!
小学生くらいから大人まで、示唆に満ちていると思います。