失ってから大切なものに気付く・・・。誰もが、一度は経験があると思います。みずがめさんの変わり果てた姿を見て、息子も目に涙を浮かべていました。あたりまえのようにそこにあるとき(いてくれているとき)は、その大切さを忘れてしまい、目新しいものにひかれてしまう・・・この絵本に登場する動物たちは、まさしく人間そのものと思ってしまいました。どうか今度はみずがめさんを、そしてみずがめさんの水を大事にしてあげてね・・・、そして自分自身も、あたりまえのこと、あたりまえのものにこそ感謝の気持ちを持ちたいな・・・と考えさせられた素敵なお話でした。