あこちゃんは近所に引っ越してきたおばあちゃんの家にひとりであそびに行こうとお土産のさんまを持って家をでます。しかし目印の八百屋にたどりつけず、猫に案内をしてもらうことに。。。案内したらお土産のさんまを一切れ渡すという約束をしますが、案内してもらったところは別の場所。それでも約束だからとあこちゃんはさんまを渡し、また別の猫に案内してもらうことに。。2回も案内先が違っていて、3回目にはあこちゃんは慎重に猫と約束します。その甲斐があってやっとたどりついたけれど、さんまはひとつも残っていませんでした。
こどもたちは裏表紙の地図をみて、あこちゃんがどの道を猫に案内してもらったのかを見るのが好きで、「本当はこんなにおばあちゃんの家は近いのに、こんなにぐるっとまわってきちゃったんだね。」と確認するのが楽しいようです。