下の子が生まれるときの、上の子の微妙な感情がリサの様子にあらわれていて、ユーモアたっぷりで、面白かったです。
赤ちゃんにひどい名前を考えたり、赤ちゃんにはぜったいにはなしかけたりしないってガスパールとやくそくしたり、やきもち全開な様子がほほえましく、息子も自分にも妹がいるので、気持ちが分かるのか興味しんしんな様子でした。
ついに赤ちゃんが生まれておうちにかえってきた日、複雑な感情からおねえちゃんのビクトリアとけんかをしてしまうリサ。でも、だれかの「赤ちゃんがリサに似てる」って言ったことをきっかけにリサの気持ちに変化が…。赤ちゃんに興味をもち、抱っこしたり、かわいがるリサの姿がそこにありました。
誰でもきょうだいができたときは最初はやきもちをやいたり、いじわるな事をしてしまったりするけれど、ふとしたきっかけで思いやりの心が芽生え、上の子って成長するんだと改めて感じました。
リサがベビーカーを押し、「せかいでいちばんかわいいいもうとをみんなにみせてあげたい」と想像するシーンが印象的でした。