あらしのよるにシリーズDの今回ではとうとう二匹の秘密がお互いの仲間に知られてしまいます。二匹の友情を頑として信じない、仲間達は二匹にスパイのような事をさせようとしますが。。。でも 仲間たちの気持ちもわからなくはない気がします。だってもともとは「食べる、食べられる」関係の天敵同士。だけどね!ガブとメイは本当に固い友情で結ばれてるの!そこを判ってあげて!!と言いたくなってしまいます。
結局、仲間を裏切る形になってしまったけれど、
「ここまで きたら、いくところまで いってみますか。」
「おいら、そのかくごなら もうできてやすよ。」
という会話に頼もしさと強い絆を感じて心に響きました。
かっこよすぎ!!
いつもこのシリーズはどんどん引き込まれるように読み、読んだ後はしばらく放心状態で、物語を反芻して内容を噛みしめてしまいます。このシリーズは絶対に手元においておきたい、本当に素敵な物語。妹は本が苦手であまり読まないのですが、このシリーズを進めたら夢中になって読んでいました。ぜひ 多くの方にオススメしたいです。