スモールさんシリーズの1冊です。
この絵本だけ、今は出版社も変わっているようです。
スモールさん一家の1週間が淡々と描かれています。
スモールさんは奥さんや子供達にとっても優しい。
この絵本の中には理想的なお父さんがいます。
例えば、夜は子供に絵本を読んであげ、月曜日に洗濯物を干して、金曜日には芝刈りをしてあげて、土曜日には家族をスーパーに連れていってあげる。
家事も育児にも積極的に参加するスモールさんがそこにいます。
絵本の中で、お父さんが主人公のお話があっても、家族の中でのお父さんの役割が書かれている絵本ってあまり見かけないような気がします。
この絵本は決して教訓っぽくかかれているわけでもないし、本当に淡々と日常が書かれているのです。
だからこそ理想的な家族なのだと思います。
もともとの出版は1951年。年月がたっても、理想的な家族像はあまり変わっていないん。
何度も何度も読んであげたくなる絵本の1つです