ヤギの「メイ」とオオカミの「ガブ」は
ひみつの友だちだった。
その事が仲間にばれて責められ、二人は川の中へ飛び込んで逃げた。
二人は生きていた。
生きていても森の中で二人の生きていける場所はもうない。
いつオオカミに襲われるか分からない。
それは、仲間を裏切った者が待っている宿命なのだ。
二人は逃げなければ生きていけない。
いつも一緒にいれば相手の嫌な所が見えてくる。
そして、喧嘩。
でも、自分の悪い事は誤り相手を認める所がすごい。
ふびきになりメイの体力も無くなりガブは、決断する。
追って来るオオカミの群れに向かって走り出したガブ。
それは、雪のなだれとなりオオカミの群れを飲み込んだ。
ふぶきがやみ、メイの目の前には新しい森。
一生懸命にガブの名前を呼びつづけるメイ。
返事は…。
「あらしのよる」シリーズ。
沢山の人に読んでもらいたい一冊だと思います