なんと言っても絵が良いです。
お話のクライマックスとなる
きこりがおおかみ達に
木の上へ追いつめられてから後の場面は
どのページも見応えがあります。
木の高さに感動です。
そんなに大きなサイズの絵本ではないのですが
絵に奥行きや広がりを感じます。
自分で読むよりも 読み聞かせをしてもらった方が
絵の素晴らしさを楽しめるようにも思います。
(実際私がそうだったので…)
お話は きこりがとんちをはたらかせて
おおかみをやっつけます。
きこりも おおかみも とても賢いです☆
(おおかみは 1年前の出来事をしっかり覚えていたのですもの。)
そして お話の鍵を握る「すかんぽのスープ」。
“すかんぽ”っていったい…?と思い調べましたら
田植えの前後の季節に
野原などに生えている草(花も咲きます。)なんだそうです。
フランス民話で 冬の絵本の様ですが
日本で実際に“すかんぽ”を見ようと思ったら初夏…。
是非読み聞かせしたい絵本となりましたが
いつ読もうか迷っています。