表紙にコブタくんが、封筒を握りしめ、ポストの上に座っているので、『はは〜この子のお願いだな』と思いました。
中を開いて、やっぱりそうでした。
コブタくんから、おばあちゃんへ、誕生日のプレゼントを届けるお話。
でも、封筒に入りきらない、とてもこころのこもった、とっておきのプレゼント。
コブタくんのアイディアに、郵便局の窓口のイヌさんも「……ふつうは はいたつしないんですが、とくべつに やってみましょう」
窓口のイヌさんから仕分けのヤギさんへ、郵便トラックのウサギくんへ、…へ、…へ 続きます続きます、ゆうびんリレー。
このプレゼントをリレーで届けているうちに、届けた人たちもハッピーになっているのがわかります。コブタくんから、「愛することの素直な表現」を思い出させてもらったようです。
最後のページは、本当に素敵でした。
お手紙はいろいろな人の手を借りて、届いているのだということも、この長いゆうびんリレーで学べますね。ゆうびんやさんありがとう。
我が家は、息子が8歳の時出版された絵本でしたので、もう少し前に出会いたかったですね。早く生まれすぎました。
近所の4歳6歳の姉妹に読んであげたら、「まだ着かないの?」「遠いね、おばあちゃんところ。」と二人で読んでいる私に質問攻めでした。