ねこがコップでミルクを飲んでいると、
「おれはおまえのとうさんだ」
と、いきなりコップが喋り出すという、不思議な始まりをします。
コップがねこのとうさんって??て感じなのですが、とうさんと名乗るコップは、いっしょにあそぼうと誘います。
そのうち、ねこは、こんな風に昔とうさんと遊んだことを思い出します。
おとうさんは亡くなっている、ということなのかな。最後は、何だか少し切なくなりました。
とても素敵なお話なんですが、お父さんが、こねこのことを、ずっと、「ねこ」と呼んでいたことが気になりました。そこは名前で呼んでほしかったなぁ。