大好きだった絵本「どんなにきみがすきだかあててごらん」の発行から25年。まさか新作に出会える日が来るとは思っても見ませんでした。
デカウサギとチビウサギの可愛いやり取りがまた見られるかしら、と期待しながら読みましたが、今回はチビウサギと新しいお友達が中心のお話なんですね。
あんなにデカウサギにべったりだったチビウサギが、一人で遊びに行き、友達を作る。嬉しい反面、巣立っていく我が子を見るようで少し寂しい気分にもなりました。
でも、帰ってくると優しいデカウサギが待っていてくれる。その安心感があるからこそ、子供は新しい世界に飛び込んでいけるのだと思います。