森の公園で遊んでいたこぐまくん。
日が沈み、暗くなってくると友だちはみんなお家へ。
もうちょっと遊びたい気分のこぐまくんに…。
ぶらんこをこぐまくんがこぐと、こぐまくんと一緒に前へ、後ろへ。
なかでも、木のすべりだいを滑りおりていくこぐまくんと一緒のおつきさまの動きのシーンが、本当に楽しそう。
月あかりに照らされた、こぐまくんや景色のあかり色の輪郭が美しいんです。
こぐまくんを家まで送ってくれたおつきさま、これでお別れかな?と思ったら、なんて素敵なエンディングでしょう。
ほのぼのとしたお話で、お月様がついてくる経験のあるこどもたちだけではなく、お月様が好きになるこどもたちが、また増えそうな一冊でした。
エンディングに、「いい時間だね〜。」とお父さん的発言の息子でした。