息子が庭にある葉っぱや草に興味津々だったころ
読み始めました。
雨が降ってきて、葉っぱの屋根で雨宿り・・・
ただそれだけの一時も、決して退屈な時間には
ならない子どもの世界が描かれています。
自分も子どもの頃、こんな風に家の庭で
雨宿りをしたような記憶が呼び覚まされ、
あたたかい気持ちになりました。
息子はこがね虫が出てくる「ごそごそごそ」の音が
好きで、ページをめくる前からごそごそ言っていました。
また、文には書かれていない虫たちもいて、
親子のやりとりもさらに楽しめます。
何もなくても、こんな風に雨の時間を楽しめる心を
持っていたいものです。