「はっぱのおうち」のひとの絵本だね。
4歳半孫娘が、「まほうのえのぐ」を手にしたときに、発したことば。
林明子さんの絵本も6冊になりますが、1年前に手にしたこの絵本が、孫娘にとっての林明子さん絵本の原点になっていたのかもしれません。
小さな子の目線にたって、こどもが身近な自然を体験し、自然に共感していく姿を、優しく包み込むように描かれた絵本。読む大人にもふと感じさせてくれるものがあるのではないでしょうか。
小さな子が小さな虫や葉っぱと戯れているときに、一緒にしゃがんで、聞こえるか聞こえないような小さなつぶやきを、ゆっくりした時のながれの中で聞いてみようかな・・、と。