内容的にとても魅力あふれるお話しでした。
例えば、少年のお母さんを迎えにきた死に神を
なぜ「黒クルミ」のからの中に閉じこめたのか?
そして、今までに読んだお話しの中に登場してくる死神と比べると
恐くもなく、強さも感じずに、むしろ少年にいとも簡単に
くるみのからに閉じこめられてしまった事など・・・
いろいろと滑稽な展開の中で、死についてもしっかりと
考えることのできるシーンもたくさんあった事。
民話にそって描かれたお話しと記されてましたが、なぜくるみのからの中に?
と、読後までやっぱり気になってしょうがないお話しでもありました。