久しぶりに五味太郎さんの絵本を読みました。
主役はがいこつ。
寝ているがいこつさんを、「目をあけたままねているのかというとそれはちがいます。あれは穴です。目ではありません。」と説明する冒頭で、いきなり笑わされました。
淡々としてるのに絶妙に面白い五味さん節が、そのあともずーっと、ぼけ突っ込みの形で続きます。
突っ込まれるたびに「それもそうだな」と納得するがいこつさん。とても面白く、そしてちょっぴり切なくて。もう、五味さん、本当にすごいなぁ。
この絵本を本当に楽しめるのは年長さんくらいからじゃないでしょうか。大人も十分楽しめます。