へびくんは、見た目のせいなのか、
どうしてもみんなに嫌われてしまうのです。
でも、友達がほしい・・・
自分から元気にあいさつをしてみますが、怖がられてしまうばかり。
そこでへびくんは、みんなとダイナミックに遊んであげます。
文字通り「体を張った」遊びに、みんなは大喜び!
でも、へびくんは疲れてしまった・・・
最後にはみんなが「ともだちだよ!」って言ってくれて、
へびくんはほっとしたように帰っていきます。
やっぱり、自分から仲良くなろうと行動したからこそですよね。
何事も、受け身で待っていては始まりませんもんね。
相手のせいにして文句を言うばかりじゃなく、
自分から行動したへびくんの努力がエライ!
松岡さんの絵本には、絵の中にたくさんの虫や動物が出てきますね!
ダンゴムシやげんごろう、カナブンなど・・・
リアルに描かれていて目を引きます。
息子も、本筋からそれて、指さして大喜びしています。
文章が、上から順に並んでいなくて、
それぞれの登場人物の横に配置されているので、
(マンガの吹き出しみたいな感じです)
子どもに読み聞かせる前には、下読みが重要な絵本だなぁと思いました。
でも、途中で出てきた「おい、あそぼうぜ!」っていうねこさん。
へびくんは「ねこ、だいっきらい」って即答していましたが、
もしかしたらへびくんと同じで、本当はいいねこかもしれませんよね?
このあと、へびくんはねこさんとも仲良くできたかなぁ・・・
って、ちょっと気になりました。