スーちゃんはとっても素敵な子ども。
娘もこんな風に育ってくれないかしら?
ママのためにお誕生日プレゼントを一生懸命考えたり、
お誕生日ではないパパがかわいそうだからとパパのた
めにカードを用意したり、おでかけしているママをび
っくりして喜んでもらいたいとパパとおうちのことを
いろいろやったり。
スーちゃんのやることひとつひとつがまっすぐで、け
なげで、とっても愛おしい。
娘がこんなだったらもうメロメロだろうなあ。
でも、たぶん。
娘がスーちゃんみたいでありますように。
そう願うのは親の身勝手さというもの。
なぜなら、私はスーちゃんのママみたいでは全くない
からです。
スーちゃんは大事な植木鉢をひっくり返しておままご
とに使ったりする。ママはもちろんびっくりしてしま
う。びっくりしてしまうけれど、頭ごなしに叱ったり
など全くせずに、ほんとに上手に対応するのだ。
スーちゃんのママは立派。パパも立派。
だからスーちゃんはまっすぐでけなげで愛おしい女の
子でいられるのね。
ああ、娘がくねくねで投げ遣りで小憎らしい女の子に
なったらどうしよう。心配。