絵や、文章には出てこない、心の機微が出てくる「ともだちや」のシリーズ。
結構想像力がなければ、深いところまでは読めません。
息子がもう少し大きくなってからの方がいいのかな、と思いつつ、
息子のリクエストもあって、こちらの本も読んでみました。
今回、いたちとイノシシの仲たがいをほぐす作戦を思いついた、狼&キツネコンビ。
まったく、あんたたち、お人よしだね〜なんて、おばちゃん口調で言いたくなります。
今度は「ともだちひきとりや」作戦。大変手が込んでいます。
友情を描いた絵本はいろいろとあるのですが、
このシリーズを読むと、「友達って、いいなあ…」としみじみ思うのです。
息子にも、そういう素敵な友達ができるといいなあ、と願わずにはいられません。
しかし。
オオカミとキツネが用意した干し魚5本が気になるのは、私だけでしょうか?
なんだか、あの「イノシシ」サマが、一番得をしたように思えてしまうのが、喉につきささった小骨のように気になる。
純真な子供たちはそんな瑣末なことは考えないんだろうなあ…。
おばちゃんは、まぶしいよ君達が。フッ