すごく有名な絵本で、よく見かけてはいたのですが
なんとなく怖い感じがして読まずにいた絵本です。
読み始めるとやっぱり恐ろしい3人。
お宝を奪う、みんなに恐れられている3人。
でも、みなしごティファニーちゃんに出会ってからは
様子が変わります。
最初に読んだ時は、
「泥棒が、人さらいになった!!」とドキドキしました。
息子も怖かったみたいです。
子供の素朴な疑問から、お宝を貯めるだけだった3人が、
お宝を使い始めます。
お城を買ってその周りは城下町となって・・・
この辺りで、息子はわけがわからなくなってしまった様子。
すごーく悪い人だと思っていた3人の変貌ぶりに唖然です。
「良い人だったの?」と聞かれても答えられません。
どんなに良いことに使っても人から奪い取ったお金ですしね〜。
何度も読んでいると、なぜ3人は泥棒だったんだろうと不思議に感じました。
息子は3人がランプの明かりに照らされたお宝を覗きこんでいるページが好きです。
青と黒を中心にして赤い武器や、黄色のお宝が印象的な絵でした。