表紙が絵本には珍しく怖かったので、たまには怖い絵本でも子供に読んであげようと、ちょっと意地悪な母心から絵本を手に取りました。
そして、いかにも怖そうな声で読み始めたのです。予想通り前半は本当に怖かった。こんなに怖いと途中で子供が泣き出しちゃうかも…と内心ドキドキ、娘も確かに怖がり怯えていた。これは最後に子供がキャーと叫び、恐怖に顔をゆがませる・・・と思いきや、泥棒3人組みが急に改心していまい、最後に私は拍子抜け。娘は、すごーくほっとして「よかったー」といった様子。
展開の変わり目を色調でうまく表現しています。意外な展開がすごく印象的。どんなに悪い人でもきっと心の中には良心があって、ちょっとした切っ掛けで優しさを取り戻すことができるのですね。すべての人がそうであって欲しいです。