30年以上前に出版されたとは思えないオシャレな絵。なんだかとっても好きです。
単純な母はお話も好きなのですが、娘には難しかったようで。
こっちが驚くような本に理解を示し共感を覚える娘なのですが、三人組が最後にやったことというのがわからないようでした。
人を脅し盗みをしている、子供まで連れて行っちゃった。そこで印象が固定され、つらい思いで生きている子供に実感がないらしく、また子供を集める行為も悪い事だと思うよう。
何度か読みましたが、意味がとれず混乱してしまうようです。
娘のように自分なりに共感を得て物語の意味を問う子には(ちょうど物語世界に入り込むという年齢的なものもあるかな)、逆に善悪の判断の上のおもしろさというか、皮肉というか(ネズミ小僧のような)そういうのがわかる年頃でないと楽しめないのかなぁ〜と思いました。
でもお母さんは好き(笑) いい絵本だと思うので5つ星(笑)