とーっても文字が多く長いお話ですが、
お話の中ではほんの2.3日の話のようです。
シューシュコの町のくつなおしのおじさんの家に
犬、猫、そしてねずみが住んでいます。
ねずみを捕まえようと猫が大きな声で鳴きます。
その猫を見て犬が吠えます。
そんなことの繰り返しで
家の中はいつも大騒ぎです。
静かに過ごしたいくつやのおじさん。
そしてねずみと過ごしたいおじさん。
このままではそれも叶いそうにありません。
おじさんの妹が一緒に住もうと言い出し、
やかましいオウムも連れてきました。
妹はねずみを見つけると殺すよう言いますが、
誰もそれを望んでいません。
今まで敵対していた犬や猫の協力によって
ねずみは助かるんでしょうか。
そして妹とオウムを追い出すことができるんでしょうか。
長い長いお話を読んでいくうちに
靴屋の中にいるみんな気持ちの変化が生まれ
良い方向に行っていくことがわかりました。
ねずみのウーくんというタイトルですが、
ねずみが主人公、といったわけではありません。
ネズミを取り巻く動物、人間
それらも含めてのお話でした。