新井洋行さんが作ということで手に取りましたが、珍しく絵は違う方のもの。
読んでみて納得。
新井洋行さんのメッセージ性が強い文章なので、敢えて違う方の絵でその世界観を深めている印象です。
表題のことについて、多くの登場人物を通して、それぞれが補完しあっている温かい世界を描いてあります。
苦手があっても、「だいじょうぶ」と繰り返されるお友だちの存在がとてもとても心強いです。
さらに感銘を受けたのが、多様性。
老若男女、人種も性別も超えています。
ステレオタイプ的な得手不得手も裏切られます。
この視点、素敵なエールです。
きっとそれぞれの好きなこと、見つかると思います。
そして、苦手なことも受け入れつつ、勇気づけられると思います。
小学生くらいから、このメッセージ、しっかりと受け取ってほしいです。