本を開くと迷路に並んだ字がぎっしり。迷路をたどって下から上に読んだりもするので、結構大変です。
「あるところに、へんなさるがいました。ヘンザルと…」(間違った道)「あるところに、ぐれているむすめがいました。グレテールとよばれていました。」(これも間違った道)「あるところに、ヘンゼルとグレーテルというこどもがいました。」(これが正しい道)というように、間違った道に行くと、ヘンな文章になってしまいます。途中でわかれたまま次のページにいったりもするので、最後までたどり着くには、行きつ戻りつで時間もかかります。ヘンな文章に大笑いしながら迷路遊びを楽しめますが、小学生以上くらいでないと、最後まではキツイかもしれません。時間に余裕を持って、読み始めることをお薦めします。