地元の絵本読み聞かせグループ=ワンダーランドさんが、結成10周年を記念して、出版された絵本です!
谷川俊太郎さんの6篇の詩に、メンバーの一人=山本みゆきさんが絵を描かれています。
どの詩も、子どもたちに人気のユーモラスなものばかり。
タイトルにもなってる『ゆっくりゆきちゃん』なんて、あんまりゆっくりすぎて、学校へ行って帰ってみたら、娘が3人生まれてた!・・・なんて、あり得な〜いナンセンスな詩。
絵は、とてもリアルに、人物の表情や、美しい景色を描写していながら、ほのぼのとしたあたたかい気持ちになれるものです。
読み聞かせにぴったりの、大判サイズなのも、さすが豊富な経験ゆえですね。
先日、子ども読書活動推進フォーラムというのがあり、この中の2篇『わるくち』と『おならうた』を、グループ代表の方が読んでくださいました。
ユーモラスな詩を、生き生きとした語り口で読んでくださったので、会場にいた子どもたちも、大人たちも、みんな、本当に楽しそうに、惹きつけられていました。
詩って難しそう!なんて思ってる方に、ぜひ手に取ってほしい絵本です。