だいすきって、こういうこと。たいせつにするって、こういうこと。
シンプルで愛嬌のある絵と、リズミカルで可愛らしい文が絶妙にマッチして、くりかえし読みたくなる絵本。まるで歌みたい。
そこでほんをよむのを おしえたが、
なにをよんでも
めえ めえ めえ
だけどやっぱり だいすきだった
とか、
だいすきだいすき かわいいこひつじ
みみのうしろを かいてやる
こひつじは いった
めえ めえ めえ
そうして ぴったりよりそった。
とか、
なんだか胸がいっぱいになって、泣きそうになる。
なんか、0歳の頃の娘との会話や散歩や抱っこを思い出す。
娘も、あー、とか、うー、とかばかりだったけど、
ああ、いま喜んでるんだなぁ、とか、
一緒に歌ってる!とか、
すごくよくわかった。
そのときの、なんとも言えない甘い幸福を、いつまでも忘れずにいたい。
忘れちゃいそうになったら、
またブルッキーのひつじを読もうかな。
ちなみに、1歳の娘は、
一緒にめぇめぇと言いながら読んでくれました。笑
ところどころで、
「だいすきだいすき ○○ちゃん」と娘の名前を呼んでぎゅーぎゅーしたら、
なんか喜んでくれたので、これまたハッピーでした。