モノクロの線だけで描かれた、ゴフスタインのつぼ?というくらいの絵本。もう、絵といい、文といい、たまりません。わが子がもう、ひざに抱けなくなったくらいに出会った本でしたが、ぬいぐるみや人形に、うたったり、寝床をつくってあげたり、食べさせたり・・・と、ごっこあそびが盛んな頃を思い出し、「かわいい!かわいすぎる!!」と、まわりにもし人がいたら、あやしい・・・と思われるような読み方をしてしまいます。本当に、モノクロの線だけなのに、どうしてあんなに表情が生き生きとしていて、かわいいのかしら?・・・ついついリズミカルな言葉にメロディーをつけて読んでしまいたくなりますよ。