表紙からお話は始まっています。タイトルの通り、一本の線をたどっていくのです。
線はくねくねと曲がり、いろいろな形を描いていきます。私たちは、その線を目で指でたどりながら旅ができます。
線をひたすら追いかけていくので、1ページ見終わるのにかなり時間がかかりました。でも、街・海・空・森などいろんなところにたどりついて、旅気分が存分に味わえます。
線をたどっていきながら、ページごとに書かれた質問に答えていくと、ちょっとしたゲームが楽しめます。小さなお子さんでも大丈夫ですよ。
読み終わった後に思います。「線は一直線よりもくねくね曲がっていたほうがおもしろいね。」って。これって、人生と同じですね。