主人公のへびは大食いで体が大きくて、いつもお腹を空かせています。
最初に食べたのは、合唱団のかえる先生。
でも、あれれ?
そのかえるさんは、へびのお腹の中で発声練習を始めました。
へびがつられて一緒に歌ったら、大きく開けた口から逃げちゃいました。
次に食べたのは、ぶたの横綱。
でも、あれれ?
ぶた横綱は、お腹の中でけいこを始めました。
あまりの痛さにへびが叫ぶと、大きく開けた口から逃げちゃいました。
最初は怖そうだったへびが、だんだん情けない顔になっていきます。
体も次第に弱ってきて、最後には……。
愉快な絵本です。
読み聞かせをすると、子どもたちがくすくす笑って楽しんでくれそうです。