真実を言うことの何がいけないのかな?と思って読み始めました。
真実の妖精が相手を傷つけてしまっているのを見て、言わないほうがいいこともあるし、時には嘘をついたほうがいい場合もあるなと思いました。
ほとんどの大人はいつの間にか、言わないほうがいいことは言わなくなるし、時には嘘をつくことを身につけているようです。
でも、本当の事を言ってもらいたい時だってあります。
真実の妖精がアーダに真実を告げるところが20ページあって長く感じましたが、初対面のアーダと理解しあうには必要なのでしょう。
「なにもかもカンペキな日が、毎日毎日つづいたら、“あたりまえ”のよさには、気づけない。」という妖精の言葉が印象に残りました。