クマのお父さんとぼうやが
クリスマスを迎える為の準備をしているお話です。
そう…お父さんとぼうやです。
そして お母さんの影を全く感じることなく
お話はおしまいに。
こんな特別な日を 2人ですごしているのですから
これには何か理由があるのでしょうが
それにも一切触れていません。
優しく温かい時間の流れと
お父さんの ぼうやに対する深い愛情だけを感じます。
最後の…眠ってしまったぼうやを
お父さんが毛布に包んで抱っこしている場面がとても好きです。
読みながら ちょっと淋しい気持ちになったりもしましたが
最後は幸せな気持ちになれる絵本でした。
色んな家族の形があって
その数だけ幸せの形も様々なんだ…と思いました。
大好きなクリスマス絵本の中の1冊になりました。