クリスマスイブの大仕事を終えて帰宅したサンタさん。
ところが、袋の底に一つだけ配り残したプレゼントがあることに気づきます。
トナカイはもう疲れ果てています。仕方がない、サンタさんは自分も疲れた体に鞭打って、徒歩で!はるか遠いそのプレゼントの届け先まで届けにいくことに・・・。
いかにものんびりした感じのサンタさんなのに、そこからの冒険がすごいです(笑)。飛行機に乗せてもらっては不時着し、ジープに乗せてもらっては転倒し・・・。
クリスマスイブの夜はどんどん更けていくのに、夜明けまでに遠い遠い届け先のおうちまで行くことが出来るのかしら?
それは、読んでのお楽しみです♪
手伝ってくれる人に出会うたびに繰り返されるサンタさんの挨拶。
そして皆途中で先に進むのを断念し、次の人を紹介してくれます。
この繰り返しのリズムが、子どもの心をつかむようですね。
これを読んだ4歳の息子の感想は、「サンタさん、、、ご苦労様だったねー」でした(笑)。裏表紙の山のてっぺんにある家をみながら、「ここに行くまでに○○に乗って、次は○○で、・・・」と手でたどりながらサンタさんの道行きをたどっていました。
楽しいクリスマス絵本です。これも、クリスマスの時期の我が家の定番になりそうです。