クリスマス・イブの夜。おじいさんサンタと2匹のトナカイは、世界中の子どもたちにプレゼントを配り終え、へとへとになって家に帰ってきました。食事を済ませトナカイたちを休ませて、ベッドに入ろうとしたサンタさんは、たった一つ、プレゼントを配り忘れたことに気づきます。さあ大変!
パジャマ下に赤いコートを着、ハービー・スラムヘンバーガーにプレゼントを届けるため、命がけで旅をするサンタさんの姿に胸を打たれます。やっとの思いでプレゼントを届け、家に帰りつきバタンキューのサンタさんに、思わず「お疲れさま」と声を掛けたくなりました。最後の1文に大きくうなずきました。スケールの大きな、夢いっぱいの素敵なおはなしです!