プレゼントを配り終え、トナカイもベッドにはいり、サンタもやっと休めると思ったとき、
なんとふくろにひとつプレゼントが残っていたのです。
がーーーん。この時のショックはきっと、大人のほうが分かるでしょう。
洗濯が終わったあとに、脱いだものをかかえる夫の姿を見たときや、
掃除機をかけ終わって、やれやれと思ってついゴミ箱を蹴飛ばしたときとか、
とにかく、やさしいサンタさんは、トナカイなしで届ける決心をします。
サンタさんに頼まれて嫌という人は多分いないでしょうね。
いろいろな人が助けてくれます。
やっと届けたプレゼント。
その子はそんな苦労も知らないけれど、たくさんの人の愛情が詰まってることは感じるでしょう。
大仕事を終えて帰っていくサンタさんの頼もしいこと。
赤い衣装のしたのパジャマがなんともいい味出してます。
日ごろ、当たり前に手元に届いているものも、たくさんの人々の手がかかっているんだなと感じました。