子どもの頃、アンデルセン童話をシリーズで持っていました。今見ると、辛くなるくらいの苦難続きのストーリー。
でも、苦しみの先にあるのは、輝かしい未来。当時の厳しい時代に生きるこども達に、たくさんの共感と希望を与えたんだろうなって思いました。
娘は、何故みんなが、みにくいあひるに辛くあたるのかは、さっぱり分からない様子。理不尽なことだから、当然です。
豊かになった今の日本。貧しさで飢えることは少なくなりましたが、世の中の理不尽さにおいては、昔以上かも知れません。
愉快で楽しいお話ではありませんが、時々開いて見ることは、こども達の心のどこかに、困難を乗り越える強さを残してくれるのではないかなと感じました。
同じお話でも、カラフルで、コンパクトで、読みやすい、このシリーズはオススメです!!