「そして、また繰り返すんだね?!」
読み終えた時、長女がもらしたひとことです。
本当にその通りだと思いました。
太陽に焼かれたり、氷山や海、砂漠に落ちたり、鳥やけものに食べられたり、運良く芽を出しても、人間に踏まれたり、摘み取られたり・・・
ちゃんと花を咲かせ、次の種を飛ばせるものは、たくさんの中のほんのひとにぎりなんだ!当たり前なんだけど命ってすごいんだなあ!ということが、エリック・カールさんの描く鮮やかなコラージュで、小さな子にもわかりやすく伝えられます。
同じテーマの「かまきりっこ」(近藤薫美子 作)も、生き物好きの子供たちにおすすめします。