絵本ナビのレビューを見て図書館で借りてきました
オーストラリア児童図書賞 低学年向けの受賞作ということ以外に作者の情報があまりないので、実話なのかどうか知りたい気持ちです
ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争は、ほんの20年前の出来事です
昨日までの友人が、翌日からは敵対視するようになるなんて・・・・
人間をいとも簡単に引き裂いてしまう、思想の恐ろしさを感じます
まして被害をこうむるのは未来があるはずの子供達
家族と離れ離れになったアリージャと犬の後ろ姿に、やりきれない憤りと悲しみを感じつつページを閉じました
紛争がなくならない限り、世界にはアリージャのような少年少女が多く存在するのでしょうね
悲しいことです・・・